12月10日の日記

先日　年一回の評価が会社であった。
2ヶ月ほどまでに昇進昇給したばっかりだったが
けっこういい評価が出たので、ちゃんとした昇給が望めそう。

余暇もたっぷりあって、充分の稼ぎもあって幸せなんじゃないの、
と友達に言われた。

その友達は睡眠時間3-4時間の生活で、海外出張も多くこなす
忙しい人。稼ぎは私の倍近くあるけど労働時間は私の倍以上。
高給取りだけど、一千万以上の教育ローンも抱えてる。
ローン返却の目処がついたら、給料が下がっても良いから
もっと自分の時間が増える仕事に移りたいそうだ。

これって漁師とコンサルタントの話を思い出させる。
私が漁師で友人がコンサルの立場。
気ままにくらす漁師のもとにやってきたコンサルが
「もっと効率的に稼いで会社を興して大企業に成長させるべきだ」
と力説する。「何のために？」と聞き返す漁師。
「自社の株を売却して大金持ちになってリタイアするために。
そして後は気ままにくらせるよ」と返すコンサル。
「でもそれは今のぼくの生活だよ」

・・・とここで終わりかと思ったら、あと一文続きがあるらしい。

「それだけじゃなくて、君は人生経験をつめる」

私の友達がいる環境はスゴイ人がうじゃうじゃいるそうだ。
一年で大学を卒業して博士論文を6週間で書いちゃった人とか
政策に絡む仕事をしている人とか貴族とか成功している起業家とかetc。

だからたとえこの友人の最終目標が、
まぁまぁいい給料とたっぷりの自由時間という、今の私みたいな
生活を送ることでも、そこまでの経過に
ストレスフルで刺激的という"人生経験"をもつことに意義があるらしい。