12月9日の日記

昨日、2年ぶりに友達とロンドンで再会した。

その友人にすこし太ったね、といわれたので
脱いでいたコートを着たら

「ああ　その素晴らしいボディをコートで隠すなんて
モナリザに覆いをかけるようなものだ」

とヤツはしれっと言い

自分で言っておきながら
「モナリザだってー。誇張にも程があるよねー」
と、一人で大うけしていた。

年月は人を変えない。

せっかくなので観光客っぽいことをしようと
蝋人形館に行って、公園を散歩し、夜はミュージカルを観た。

蝋人形館の入場料は一人25ポンド。でも5ポンドくらいの価値しかないと思う。　お勧めしません。
ロンドンの公園はいつ見ても美しい。
ミュージカルはWICKED。
オズの魔法使いの裏話、という触書で
西と東の魔女の過去、翼の生えたサル軍団の出生や
ブリキのきこりと案山子と臆病なライオンの出自も観れる。
分かりやすいジョークが満載で笑えるミュージカルでした。

特に、オズの魔法使いが
「which(どっち) is witch(魔女)？」
と駄洒落を言い、かたまる二人の魔女を前に
「くーっくっくっく」と一人でウケる場面。
何処にいってもオジサンってのは親父ギャグを飛ばすものなのですね・・・。