7月1日の日記

出張先は、スカンジナビア。　
本当に夜中12時をすぎても薄明かりで、イギリスと2時間の時差も
加わり時間の感覚がすっかり狂ってしまいました。

しかも雨の中プラント内をあるきまわったので
すっかり体が冷え、次の日発熱。
帰国後本格的に熱がでて翌日は病欠。

とろこで、出張仲間はイギリス人男性4人だったのですが
"典型的なイギリス人"を観察することができて面白かったです。
なんというか、イギリスってのはヨーロッパにおけるアメリカ
なんだなぁと思いました。

人類は英語を話すべきだ、と思い込んでる節とか
外国にいるのにイギリスの常識を求めるところとか
あまり国外に旅行に行かない(せっかくヨーロッパにいるのに！)所とか
外国語の習得率の低さとか(せっかくヨーロッパにいるのに！)
がアメリカと似てる気がしますが、どうでしょう。

もう一つ驚いたのが、彼らの肉食ぶり。
2泊三日の出張で、毎食ステーキ食べてました。
うわー肉食動物だーと傍で見てて思いましたが
彼らにとって私はほぼ草食動物だったでしょう。

今回の旅行で、終始アジア人は私一人だけ。
自然に受け入れてもらいましたが
人種差別が蔓延っている世であれば、つらかったろうなぁと
考えてしまいます。
イギリスの人種差別は、白人＞黒人＞インド人＞残りのアジア人
と耳にしますが、本当はどうなんだろう。

：：：

空港のトイレから出ようとしたとき、ちょうど人が来たので
ドアを押さえてあげました。
私は自然に、その人が私の目を見て「ありがとう」と言い
私はニッコリして立ち去るだろうと思ったのに、
その人は私の目を避け、肩をすぼめるようにして立ち止まり
一礼するとトイレに駆け込んでいってしまいました。
その人の胸には、日本語のツアーグループのバッジが・・・。

同じ日本人なのに、カルチャーショックを受けてしまった
一幕でした。