さーくる　おぶ　とらすと。

meet the parentsだったか、その続編で
お父さんが"信頼の輪"について熱弁を振るっている。

いったん輪の中に入れば、家族の一員として認められ、
信用されるそうだ。

イギリスでの生活も、このサークルに入るまでが一苦労。

さて、イギリスに移住してきてすぐの場合。
仕事はある。お金もある。当座の住みかは、会社が手配してくれたホテル。
順調なスタートようだが、ここからが進まないのだ。

まずは携帯を買おうとすると、銀行口座と住所がないと駄目だという。
銀行口座を開こうとすると、電話番号と住所がないと駄目だという。
家を借りようとすると、電話番号と銀行口座がないと駄目だという
駄目駄目スパイラル。

解決策は？というと、窓口でキレルこと。
「お金も仕事もあるのに、いったい何が足りないってんだ！」
と担当者に怒りをぶつけると
「じゃあ会社から身分を保証できる書類をもらってきたら、良いことにしましょう」とスパイラルに割れ目が入る。

そこから家、銀行、電話と少しずつ手配していって
それらが終わる頃には、他の手続きは驚くほど簡単になっていく
。
私も日本の運転免許証をイギリスの物に交換するまでは
何度も電話しなくてはならなかったけど、
今では住所変更も簡単に行える。