6月4日の日記

2005年6月4日
「余裕があるでしょ」

と、ばれて仕事量が倍に増やされました。

余裕はあったが、50%もなかったぞ。

というか、この余裕は作ったものであって
最初からあったんじゃないんだ。

「だめだなー
余裕でも忙しいふりしてなきゃ、仕事は増えるんだから」

とオトナなアドバイスをもらったのだが、
正直、能力の出し惜しみはしたくないタイプ。

ずっと、エクセルはすっごい頭のよいウルトラツールだと
思っていたが、扱うデータが増えるに従い、かつ関わる人が
増えるに従い、エクセルのこの機能での限界を感じるように
なった。

「・・・・サーバーのデータ、上書きしちゃったっぽい」
って言って来られる事態を考えただけでも寒気が・・・。
かといって、バックアップの管理も大変だ。
苦い思い出もある。

・・・・アクセス?


存在すら知らなかったけどなー。
技術は進歩してるんだなー。
便利な世の中だねぇ。 (←ちょっとお年寄りになった気分)

::::::

ITでは話は飛躍。

この前の横浜飲みで聞かせてもらった仕事の話、
”どういう仕事か”ということは漠然とわかって
ミスしたら、凄いことになる?ってことも判ったけど
門外漢も良いところなので、仕事内容にはついていけない。

同じく、このアクセスとやらも使いこなせる自信は皆無。

でもそれぞれにエキスパートはいるわけだ。

工事現場の人は化学工学なんか全然しらない。
でも工事の知識は満載で、現場の事故にも詳しい。
工事現場監督いわく、
机に一日中向かっていたら窒息死する自信があるそうだ。

うちの会社のIT専門の人、パソコンがあれば生きていけるんだって。
「砂漠の真ん中でもジャングルの真ん中でも海の真ん中でも平気。
でもPCがなかったら、どんな場所でもダメ」

かと思えば、PCは壊しそうで触りたくない、という
紙とペンの時代からのエンジニアがいる。

大昔、生物学の先生がいっていたけど
人間というものは、ジェネラルのスペシャリストなのだそうだ。

魚は泳ぎの
4つ足動物は走りの、
鳥は飛ぶスペシャリスト。
人間はそのどの機能もスペシャリストたちには敵わないが
走れるし歩けるし跳べるし(さすがに飛べない)泳げる。
ジェネラリストとして生まれ、スペシャリティを極めていく。

仕事も一緒っぽい。 

なんか面白いなぁ、と思った。
私にとてはプログラミング言語なんか宇宙語。

でも私の使う設計ソフトのアウトプット、紙上ただの
数字の羅列が私の頭の中では温度や圧力をもって
"動いて”見える。
2次元の設計図だって、頭の中では3次元で"見える”。

これは、この仕事の従事者なら当然のことなんだろうけど、
門外漢には紙だけ見てもワケがわからないはず。

私の友達は専門分野が違うから、何か議論しているときに
新鮮さがいっぱい。
友達夫婦の話。
奥さんが理系の研究職で夫は芸術家。
彼女が話すときはいつも数字がでてくるし
彼の話はいつも"感じ"が主観。
なんかね、会話の色(オーラかな・・)が違う。

プロフェッションの違う人と知り合うのは、面白い。

:::::::::

専門といえば。
昔”不幸ちゃん”について書いたけど、
彼女を上回る"ミゼラブル君"発見。
二人きりで会うのは久しぶりだったので気がつかなかった。

遊びにいって、エネルギー全部吸い取られた。
私のエネルギーを吸い取って、自分で使うのではなく
彼の周りにブラックホールが渦巻いていて、近くにいるもの
全てから生気を奪い取る感じ。

日常の出来事全ては災難で、世の中は不幸ばかり
それでも僕は生きていくさ、だってそれが業苦だから。

・・みたいな人だ。

彼は不幸の専門家だ。 いや、それでも好きで友達なのだが。

彼の誕生会のお誘いのメールみたら
「ひとつ年をとってしまったよ。多分僕達は集まって
この辛い事実を受け入れ、残酷な時の経過の痛みを酒でも
飲んで押さえつけるべきなんじゃないかな」
みたいなトーンだった。

とりあえず、喪服で参列しようかと思う。(ウソだけど)

この前彼の家に泊まったときに
「君は僕のシリアルを朝食として食べることに
耐えられるかい?」みたいな申し出をしてくれた。
なんでフツウに「シリアルたべるー?」っていえないんだ!!!

一事が万事、そんな感じ。 ← おっ 韻ふんでる。

::::::

とりあえず、現実逃避はこれくらいにしようかと。

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