5月25日の日記

それでいいのか。

ある現場での話。

50歳の現場監督(非日本人)は経験豊富で
トラブルシューティングには
右に出るものはいないくらいに長けている。
とてもフレンドリーで料理好き、自宅でパーティを開いて
職場の人間や友達を招待するのが楽しみの人だ。

そしたら、うちの会社のマネジメント(日本人)、
＊パーティ禁止
＊個人の部屋への訪問禁止
を申し付けたらしい。
（現場の人間は会社の用意した住宅にすんでいる。）

もちろん現場監督、怒る。
マネジメントにプライベートに関与するな、
従業員同士の親睦を深めてなにが悪い、と猛烈に抗議したが
日本人マネジメントは聞く耳もたず
「これがルールだ」を繰り返すばかり。

・・・ああ　うちの会社の人事部も私がMの部屋を訪ねたときに
同じトーンだったなぁ・・・

この現場監督、この仕事が終わったらうちの会社とは
二度と働かないそうだ。
アパートも自分で見つけようと考えているらしい。
しかもそう考えているのは彼一人ではない。

こういう姿勢では、外国人と絶対うまく働けない。

それでいいのか、日本人。
わけのわからない細かいルールにとらわれ、
責任とリスクを恐れ、
英語能力の低さで交渉には負け続ける。

お金とキチガイ染みた労働時間と従順さだけが強みなら
絶対に負ける。