3月14日の日記
2005年3月14日「嫌なら自分の国に帰れ」
私の一番きらいな言葉だ。
外国から来ている私の大事な友達にこんな言葉が投げつけられることがある。
「ここは日本なんだ。嫌なら自分の国に帰れ」
同じ日本人として、恥ずかしい。
日本国籍をもっているだけで国を語るな。
と、思う。本気で思う。
もし日本人の友達がいない外国人がこんな台詞を吐かれたら、日本人の印象はどうなる？
日本はこんなにも料簡の狭い島国か。
事の発端は、Mがレストランの待合室でタバコをガンガンすい始めた母娘にむかついて
咳き込んだり、火をつけようとしたライターを吹き消したから。
Mにすれば、
・タバコをすう前に断らないのが悪い
・禁煙喫煙を分けているレストランの待合室が分煙していないのが悪い
・非喫煙者や子供がいる場所でタバコをすう神経が信じられない
・要するに配慮せずにタバコをすう人が大っっ嫌い
という妥協の余地がないセオリーがあるわけです。
で、この母娘には
・灰皿があればタバコは吸ってもいいんでしょ
・タバコが嫌なら、「やめてください」とアタマを下げてお願いしてこい
というこれまた妥協の余地のないセオリーがあったようです。
Mと母娘の前提条件がまったく正反対の場所にある。
この母娘、二人揃ってよくわめく人で
「タバコがいやなら外にいけ」「うざい」「むかつく」「帰って」「どっかいって」
「うちは子供がいないんだから吸ってもいいのよ」etc。
その中に冒頭の「ここは日本だ。いやなら自分の国に帰れ」
という台詞がでてきた。
「タバコをすわないでくれ」といわずに吹き消したMに非が全く無いとはいえないけれど、
Mは昔、タバコをすわないでくれと頼んだにも関わらず、
「ここは禁煙じゃないんだから吸ってもいいはずだ。なんで気を使わなきゃいけないんだ。
ここは日本だから日本のやりかたがあるんだ。文句があるなら日本語で話せ」
など言われ、かつわざとらしく新しいタバコに火をつけられたことがある。
それ以来、Mは周りを気にせずタバコを吸う人との意思疎通は諦めている節がある。
むしろ害獣扱いしていて傍にいる身としてはハラハラである。
しかしこの母娘。
この親にしてこの子ありというか、子が子なら親も親というか・・・・。
二人して甲高い声で止むことなくわめき続けて口を挟ませない。
この母娘の家庭では男の地位は犬よりも下なんじゃないかな。
店員も私も口をはさまず(はさめず？)に見ていた。
Mの加勢をするべきなのかな、とも思ったけどあまりの低次元さに戦意喪失。
Mがスピッツ2匹に吠え立てられて辟易している大型犬に見えてちょっとかわいかったし・・。
こういうとき、アタマのいい人ならどうするんだろう。
気の利いた一言で黙らせることができるんだろうか。
正直なところ
”非喫煙者は、喫煙者に頭を下げて「タバコを吸わないでください」と頼むべきだ。
そしたら止めてやらなくもない”、という態度の喫煙者は「さっさと死んでしまえ」と思う。
Mのやり方はちょっとまずかったと思うけどね。
その後、Mが「えらくなりたい」といい始めた。
誰も文句がいえないくらいに偉い立場について、他人のことなんか一切気にしたくないそうだ。
恐怖政治を目指すんじゃない限り、それも違うと思うよ。
エライ立場に着く人ほど、周囲の人間のことを気にかけなくてはいけない。
Mは頭脳明晰でスポーツも万能な人だから、挫折も僻みも知らない。
負けた時に感じるのは自分に対する悔しさのみで、しかもそれをバネに頑張っちゃう至極健全な人だ。
あまりに自信に溢れたMの口の利き方は、私も最初はあまり好きじゃなかった。
「偉そうな口をきく」「命令口調で話す人だ」「自分が一番偉いと思ってるのかな」と
何回か思った。最近はだいぶ緩和されてきているけれど、Mに馬鹿にされてると
とる人もいるかもしれない。
自分が他人に馬鹿にされる理由はない、とわかっている人はMと問題なくやっていけるだろうけど
そうじゃない人はMに反感を持つ気がする。MとMのチームリーダーのやり取りを聞くたびに
チームリーダーがMの事を嫌っているのではないかと心配になる。
傲慢な台詞だけど、
「いくらくだらない人間でも、あなたを煩わせることくらいはできるんだよ。
つまらない人間ほどつまらない事に拘るんだから気をつけたほうがいい」、とMにアドバイスした。
これは自分にも言い聞かせているのだけどね。
この前の寮の件がそうだ。
管理人が電話で人事部に言いつけたのを、人事部が管理人に報告書を書かせて人事部長に提出、
わざわざ会議室までとって干渉してきたのだから。なぜそこまで大事に仕立て上げたのかが
理解できなかった。その結果、人事部の人間は私の部署の部長にまで話を広めて説教された。
NZからきた人が同じ寮にいるのだが、彼も部屋の中に異性を入れるなという決まりを
馬鹿らしいと思っている。「管理人に見つかったらうるさいよ」と誰かに言われたそうだが
「管理人が文句をいうなら、管理人がプライバシーに干渉しないよう人事部に直談判するよ。」
と言っていた。
経験者として言うけどね、人事部に相談するのは逆効果ですよ。
私の一番きらいな言葉だ。
外国から来ている私の大事な友達にこんな言葉が投げつけられることがある。
「ここは日本なんだ。嫌なら自分の国に帰れ」
同じ日本人として、恥ずかしい。
日本国籍をもっているだけで国を語るな。
と、思う。本気で思う。
もし日本人の友達がいない外国人がこんな台詞を吐かれたら、日本人の印象はどうなる？
日本はこんなにも料簡の狭い島国か。
事の発端は、Mがレストランの待合室でタバコをガンガンすい始めた母娘にむかついて
咳き込んだり、火をつけようとしたライターを吹き消したから。
Mにすれば、
・タバコをすう前に断らないのが悪い
・禁煙喫煙を分けているレストランの待合室が分煙していないのが悪い
・非喫煙者や子供がいる場所でタバコをすう神経が信じられない
・要するに配慮せずにタバコをすう人が大っっ嫌い
という妥協の余地がないセオリーがあるわけです。
で、この母娘には
・灰皿があればタバコは吸ってもいいんでしょ
・タバコが嫌なら、「やめてください」とアタマを下げてお願いしてこい
というこれまた妥協の余地のないセオリーがあったようです。
Mと母娘の前提条件がまったく正反対の場所にある。
この母娘、二人揃ってよくわめく人で
「タバコがいやなら外にいけ」「うざい」「むかつく」「帰って」「どっかいって」
「うちは子供がいないんだから吸ってもいいのよ」etc。
その中に冒頭の「ここは日本だ。いやなら自分の国に帰れ」
という台詞がでてきた。
「タバコをすわないでくれ」といわずに吹き消したMに非が全く無いとはいえないけれど、
Mは昔、タバコをすわないでくれと頼んだにも関わらず、
「ここは禁煙じゃないんだから吸ってもいいはずだ。なんで気を使わなきゃいけないんだ。
ここは日本だから日本のやりかたがあるんだ。文句があるなら日本語で話せ」
など言われ、かつわざとらしく新しいタバコに火をつけられたことがある。
それ以来、Mは周りを気にせずタバコを吸う人との意思疎通は諦めている節がある。
むしろ害獣扱いしていて傍にいる身としてはハラハラである。
しかしこの母娘。
この親にしてこの子ありというか、子が子なら親も親というか・・・・。
二人して甲高い声で止むことなくわめき続けて口を挟ませない。
この母娘の家庭では男の地位は犬よりも下なんじゃないかな。
店員も私も口をはさまず(はさめず？)に見ていた。
Mの加勢をするべきなのかな、とも思ったけどあまりの低次元さに戦意喪失。
Mがスピッツ2匹に吠え立てられて辟易している大型犬に見えてちょっとかわいかったし・・。
こういうとき、アタマのいい人ならどうするんだろう。
気の利いた一言で黙らせることができるんだろうか。
正直なところ
”非喫煙者は、喫煙者に頭を下げて「タバコを吸わないでください」と頼むべきだ。
そしたら止めてやらなくもない”、という態度の喫煙者は「さっさと死んでしまえ」と思う。
Mのやり方はちょっとまずかったと思うけどね。
その後、Mが「えらくなりたい」といい始めた。
誰も文句がいえないくらいに偉い立場について、他人のことなんか一切気にしたくないそうだ。
恐怖政治を目指すんじゃない限り、それも違うと思うよ。
エライ立場に着く人ほど、周囲の人間のことを気にかけなくてはいけない。
Mは頭脳明晰でスポーツも万能な人だから、挫折も僻みも知らない。
負けた時に感じるのは自分に対する悔しさのみで、しかもそれをバネに頑張っちゃう至極健全な人だ。
あまりに自信に溢れたMの口の利き方は、私も最初はあまり好きじゃなかった。
「偉そうな口をきく」「命令口調で話す人だ」「自分が一番偉いと思ってるのかな」と
何回か思った。最近はだいぶ緩和されてきているけれど、Mに馬鹿にされてると
とる人もいるかもしれない。
自分が他人に馬鹿にされる理由はない、とわかっている人はMと問題なくやっていけるだろうけど
そうじゃない人はMに反感を持つ気がする。MとMのチームリーダーのやり取りを聞くたびに
チームリーダーがMの事を嫌っているのではないかと心配になる。
傲慢な台詞だけど、
「いくらくだらない人間でも、あなたを煩わせることくらいはできるんだよ。
つまらない人間ほどつまらない事に拘るんだから気をつけたほうがいい」、とMにアドバイスした。
これは自分にも言い聞かせているのだけどね。
この前の寮の件がそうだ。
管理人が電話で人事部に言いつけたのを、人事部が管理人に報告書を書かせて人事部長に提出、
わざわざ会議室までとって干渉してきたのだから。なぜそこまで大事に仕立て上げたのかが
理解できなかった。その結果、人事部の人間は私の部署の部長にまで話を広めて説教された。
NZからきた人が同じ寮にいるのだが、彼も部屋の中に異性を入れるなという決まりを
馬鹿らしいと思っている。「管理人に見つかったらうるさいよ」と誰かに言われたそうだが
「管理人が文句をいうなら、管理人がプライバシーに干渉しないよう人事部に直談判するよ。」
と言っていた。
経験者として言うけどね、人事部に相談するのは逆効果ですよ。
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