1月24日の日記

タクシーに乗ったら遠回りされた。
いつも曲がる道で曲がらなかったので、どの道を通るのか
きいたら「こっちからいけますよ」という。
その道順は回り道だ。
「その行き方は遠回りじゃないんですか」ときいたら
ちょっと黙ってから「・・そうですね」と返事した。
目的地の近くだったから「遠回りするならもうここでいいですよ」
と言ったら、「あ、いや　でもちょっと・・」といいながら
結局目的地まで着いた。で、メーターどおりの料金を
請求してきた。

一緒にいた友人が私が怒っているのをみて、
たいした額じゃないでしょ、とお金を払った。
うーん　お金じゃないんだよ。　
「今度は遠回りしないでね」と言ったら「すみません」と
運転手が謝って、車から飛び出てトランクの荷物を玄関まで
運んでくれた。

こういうとき、チップの習慣っていいものなのかなと思う。
早く目的地までついたら、遠回りしたぶんの200円くらい
別にチップで払ったって構わない。
「早く着いてくれてありがとう」って気持ちで払う200円と
「遠回りしたでしょう」って思いながら払う200円。
前者のほうが100倍健全だ。

レストランにしたって
自分のサービスがチップになって返ってくると知っていれば
ウェイターのサービスは良くなる。
愛想良くても悪くてもどうせ時間給なら、手を抜きたくなるのが
人間じゃないかなー。

チッピングは煩わしい時もあるけど効果的でもあると思った日。